ミニゲーム: トランプセレクション

概要

トランプセレクション は 12 種類のカードゲームをまとめたハブ型ミニゲームです。 左側のリストでゲームを選ぶと、同一ウィンドウ内で UI が切り替わり、選択タイトル専用の盤面・操作ボタン・スコア表示が読み込まれます。 クロンダイク/スパイダー/フリーセルなどのソリティア系に加えて、ハーツ・七並べ・大富豪といった対戦型ゲーム、神経衰弱・ブラックジャック・ジジ抜きなどのカジュアルゲーム、役作りを競うドローポーカー、UNO の源流とされるページワンまで取り揃えています。

画面構成と操作の基本

共通設定と保存機能

収録ゲームとルール

ソリティア系

ソリティア(クロンダイク)

  • 52 枚の標準デッキを 7 列の場札に配り、列ごとに最下段 1 枚だけ表向きにします。残りは山札として積まれます。
  • 山札は 1 枚めくり方式で捨て札に送られます。山札が尽きた場合は捨て札を裏返して再利用できます。
  • 列移動は「色が交互になるように 1 つ数が小さいカード」を重ね、空列にはキングからのみ置けます。ダブルクリックや「自動で台札へ」ボタンで台札移動の補助が可能です。
  • 台札は各スートごとに A から K まで昇順に積み上げます。台札を完成させると追加 EXP を獲得し、全 4 スートが揃うとクリアです。
  • 主な操作ホットキー: 山札をめくる (D)、自動で台札へ送る (A)、リスタート (R)、ハブに戻る (B)。

スパイダーソリティア

  • 難易度により使用スートが変化します(EASY:1 スート、NORMAL:2 スート、HARD:4 スート)。10 列の場札に最下段だけ表の束を配り、残りは 10 枚ひとかたまりの山札として待機します。
  • 同じスートでランクが 1 つずつ降順に並んだ連続列のみ選択して移動できます。列の最上段が裏向きなら、移動後に自動で表にめくれます。
  • 全列にカードがある状態で山札を配ると各列に 1 枚ずつ表で補充されます。
  • 同スートの K→A を 13 枚揃えた列を作ると取り除かれて得点 +100、EXP も加算されます。8 列完成でゲームクリアです。
  • スコアは 500 からスタートし、山札を配ると -1、完成列で +100、クリア時に残り山札 ×10 が加算されます。

フリーセル

  • 52 枚のカードを 8 列に均等配布し、全て表向きで開始します。左上に 4 つのフリーセル、右上に 4 つの台札スロットがあります。
  • 列移動は「色を交互に、ランクが 1 つ小さい」連続ランを選択して運びます。連続ランの最大長は空セル数と空列数によって決まります。
  • フリーセルには任意のカードを 1 枚ずつ一時退避できます。空列には任意のカード(またはラン)を置けます。
  • 台札は各スートを A→K へ積み上げます。ヒント機能 (H) で次に動かせる候補を表示できます。
  • 全カードを台札へ移動させるとクリア。移動 1 回ごとに少量の EXP、台札完成・空列活用・クリア時に追加 EXP を獲得します。

テーブル・トリックテイキング系

ハーツ

  • 4 人戦のトリックテイキング。最初にクラブの 2 を持つプレイヤーがリードし、同じスートを持っていればフォロー必須です。
  • ハートとスペード Q は失点カード(それぞれ 1 点、13 点)で、初回トリックではハートとスペード Q を出せません。リードがなくなり、誰かがハートを出した時点で「ハートブレイク」が発生し、以降は自由にハートを出せます。
  • トリックの勝者はリードスートの最高ランク。取った失点カードはラウンド終了時に合算します。
  • 26 点(全失点カード)を独占した場合は「シュート・ザ・ムーン」として自分 0 点、他プレイヤー +26 点になります。
  • トリックやラウンド結果に応じて EXP を獲得/失点すると減少します。合計スコアが最も少ない人が有利です。

七並べ

  • 4 人戦。各スートの 7 を基点にして、数字が昇順・降順に連なるようカードを並べていきます。
  • 初手は必ずダイヤの 7 を出すプレイヤーからスタート。ターンが来たら置けるカードを 1 枚出すか、置けなければパスします。
  • 場に置けるのは、各スートの現状ハイカードの +1 かロー側の -1、またはまだ未配置の 7 です。出せるカードがあるのにパスはできません。
  • 最初に手札をなくしたプレイヤーの勝ち。パスすると小さなペナルティ EXP、カードを出す・勝利するとボーナス EXP が入ります。

ハブ内テーブル共通 UI

ハーツ・七並べ・ババ抜き・ジジ抜き・大富豪・ページワンでは、プレイヤー一覧のハイライトで手番を示し、中央の盤面やログがリアルタイムで更新されます。手札操作はカードボタンをクリックするだけで AI とのターン管理も自動です。

カジュアル&勝負系

神経衰弱

  • 難易度に応じて 12(EASY)/15(NORMAL)/18(HARD)ペアを使用し、同じカードを 2 枚揃えて取り除きます。
  • 自動モードでは不一致時に 0.6 秒後自動で裏返し、手動モードでは同じカードを再びクリックして伏せ直します。
  • 連続一致するとコンボボーナス EXP が加算され、不一致でも少量の経験値が入ります。全ペアを揃えた時の経過時間がタイムとして記録され、ベストタイムを更新するとハブのバッジに表示されます。

ブラックジャック

  • 6 デッキのシューを使用。プレイヤーとディーラーに 2 枚ずつ配り、プレイヤーは HIT と STAND を選択します。
  • プレイヤーの合計が 21 を超えると即バースト。ブラックジャック(A と 10 点カードの組み合わせ)は配られた直後に判定され、勝利時はボーナス EXP が加算されます。
  • ディーラーは 17 以上になるまで自動でヒットします。HARD 難易度ではソフト 17 でもヒットします。
  • 勝利で 25 EXP、ブラックジャックで追加 60 EXP、引き分けでも 10 EXP を獲得します。勝敗数はステータスに累積表示されます。
  • 主なホットキー: HIT (H)、STAND (S)、リスタート (R)、ハブへ戻る (B)。

ババ抜き

  • ジョーカー 1 枚を含む 53 枚を 4 人に配布し、同ランクのペアは即時除去されます。残ったカードを握り、右隣のプレイヤーから 1 枚引いてペアができれば捨てます。
  • 手札が先に無くなった順番が着順となり、完走するとボーナス EXP を獲得。ジョーカーを最後まで持っていたプレイヤーはペナルティ EXP を受けます。
  • ヒントボタン (H) で「右隣のカードを引く」など基本動作を再確認できます。リスタート (R) で新しい配り直しです。

ドローポーカー

  • 自分+ AI3 名で 5 枚ドローポーカーをプレイ。初期手札が配られたら保持したいカードをクリックして「HOLD」状態にし、残りを交換します。
  • 交換後に全員の役を評価し、ハンドランク(ロイヤルフラッシュ〜ハイカード)に応じた EXP を獲得します。トップハンドで勝利すると追加 EXP。
  • 各ラウンド終了後にショーダウンの順位、役名、勝者が表示され、次のディールが自動で始まります。記録されたベストスコアはハンド評価値です。

ジジ抜き

  • ジョーカー 2 枚入りデッキを使用し、ゲーム開始時にランダムで 1 枚だけが「ジジ(負け札)」として指定されます。台札(場札)と同ランクを揃えて捨てるアクションが可能で、任意タイミングで交換モードに切り替えて台札と手札を入れ替えられます。
  • ペアが揃ったカードは自動で捨て札へ移動。手札が尽きたプレイヤーから順に順位が確定します。
  • 最後にジジを持っていたプレイヤーが敗者となりペナルティ EXP。ジジを避けて早上がりするとボーナス EXP を獲得します。

大富豪

  • 4 人対戦。ゲーム開始時にダイヤの 3 を持つプレイヤーがリードします。カードは単体出しのみで、場に出ているカードより強いランクを出すかパスする必要があります。
  • A が最強、2・ジョーカーは登場しない簡易ルールです。全員が連続してパスすると場が流れ、最後に出したプレイヤーが次のリードを取ります。
  • 上がった順に順位が決まり、1 位になると 120 EXP、順位に応じたボーナスが付与されます。最下位には少量の慰労 EXP が加算されます。

ページワン

  • UNO の原型とされるルール。各プレイヤーに 7 枚ずつ配り、捨て札の一番上と同じ数字または同じスートのカードを出していきます。
  • 出せるカードがない場合は山札から 1 枚引きます。1 枚になった際には「宣言する (P)」ボタンで宣言しないと勝利時にペナルティが発生します。
  • カードがなくなったプレイヤーが勝者。宣言忘れがあると -10 EXP、勝利すると 90 EXP を獲得します。

記録と EXP の扱い

各ゲームは勝敗やスコアだけでなく、細かな行動(カード移動・ペア完成・勝負結果)ごとに EXP を加算または減算します。 難易度倍率が適用された最終 EXP は MiniExp のアカウントに送信され、通算実績として保存されます。 また、ベストスコア指標(クロンダイクは最小手数、スパイダーは最高スコア、神経衰弱は最速タイムなど)はゲーム選択リストにもバッジ表示され、腕前の目安として確認できます。