ミニゲーム: 表計算エクセラー

概要

表計算エクセラーは、MiniExp MOD に組み込まれている Excel 互換スプレッドシートです。最大 120 行 × 40 列 のグリッドに対応し、セルの書式設定、数式の評価、複数シートの管理、XLSX 形式での読み書きを行えます。軽量ながらも XP と連動した編集体験を提供し、ダンジョンのドロップ表や経験値計画などのデータ整理に最適です。

起動と初期状態

  1. MiniExp のランチャーから 表計算エクセラー を起動すると、ローカルストレージに残っている前回の作業内容が自動的に復元されます。
  2. 初回起動またはリセット時は Sheet1 を含む新規ブックが生成され、ファイル名は「新しいブック.xlsx」として設定されます。
  3. 編集内容は操作後約 2 秒で自動保存され、次回の起動時に継続できます。

未保存の状態で新規ブックを作成しようとすると確認ダイアログが表示されます。

画面構成

セル編集の基本操作

書式設定と表示制御

ホームタブからフォントスタイル(太字・斜体・下線)、フォントサイズ(8〜72pt)、文字色・塗りつぶし色、水平/垂直の配置、罫線色と罫線パターン(外枠・格子・上下左右・クリア)を適用できます。選択範囲全体に反映され、繰り返し適用で XP ボーナスが獲得できます。

数値書式は「標準」「数値」「通貨(JPY)」「パーセント」「桁区切り」「指数」「日付」「時刻」をサポートしています。日付・時刻は内部的にシリアル値で保持され、対応する書式を設定すると表示が整います。

表示タブではグリッド線の表示切り替えと 50%〜200% のズーム倍率を調整できます。ズームはセルサイズとフォントに反映され、ラベルにも現在の倍率が表示されます。

数式と関数

数式は = で始めてセル内または数式バーから入力します。セル参照(例: A1)と範囲参照(例: A1:C3)をサポートし、演算子 + - * / ^ と比較演算 = < > <> >= <= を利用できます。循環参照が検出されると #CYCLE! が表示されます。

サポートされる関数は以下のカテゴリに分類されます。関数名はリボンの数式タブから挿入でき、選択時に説明が表示されます。

数式エラー時には #DIV/0!(0 除算)、#N/A(検索値が見つからない)、#REF!(範囲外)、#VALUE!(無効な引数)、#NAME?(未対応関数)、#ERROR!(構文エラー)などのメッセージでフィードバックされます。

シート管理

ファイル操作と互換性

自動保存と XP

編集・書式変更・シート操作はすべて Undo/Redo 履歴に記録され、操作後に自動的に保存されます。MiniExp の XP システムと連携しており、編集・書式・インポート・エクスポートなどの操作でセッション XP が加算され、ステータスバーに累計が表示されます。

主なショートカット